- 作者: ヘレンテイラー,Helen Taylor,池田比佐子,前田啓子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞
- 発売日: 1992/11
- メディア: 単行本
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1、『風と共に去りぬ』現象
- 少女時代の出会い
- 三百五十五人の『風と共に去りぬ』
- 半世紀間の愛読者
2、スカーレットに憑かれて
- わが家のたからもの―『風と共に』グッズ
- とっておきの時間と体験
- 読み方の変化
3、「アトランタのマーガレット・ミッチェル」
4、ヒロインのなかのヒロイン
- 緋色の女たち
- スカーレットとヴィヴィアン
- 異端の南部淑女ジュリー(『黒蘭の女』)
- 「生きぬく」ための苦闘
- スカーレットはフェミニストか?
- 「ありふれた女」スカーレット
5、王(キング)と腰抜け―男たちの『風と共に去りぬ』
- 腰抜けウィルクス
- 悪党レット
- 「ゲーブル 愛してるわ」(ジュディ・ガーランド、『踊る不夜城』)
- 「俺の知ったことじゃない」について
- いさかいとレイプ
6、明日があるわ
- "そよ風と共に戻りぬ"
- 続編、影響、引用
7、みんなのマミー―『風と共に去りぬ』は人種差別的か
- ハティとマミー
- プリシーとバタフライ
- クー・クラックス・クラン
- 現代の批判と四つのM(moonlight, magnolias, Mammy, miscegenation)
- 黒人からの反応
- 人種問題についての読者/観客の意見
- 母となる女性たち
- マミーの別の顔
8、郷愁から将来へ―『風と共に去りぬ』の歴史と遺産
むすび
- 作者: 青木冨貴子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1996/04/22
- メディア: 新書
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- タラはどこ?
- ダンプ
- サイクロラマ―南北戦争の歴史
- クー・クラックス・クランの誕生
- アトランタ歴史博物館
- 黒人によるエイペックス博物館
第二章 「風と共に去りぬ」の神話
第三章 黒人たちの南部
- 黒人論説委員の批判
- つくられたイメージ
- 「わたしは黒人よ」
- 描かれなかった黒人の生活
- 奴隷の美談
- 「分離すれども平等」
第四章 ミッチェルのテーマ
第五章 ワシントンの百万人大行進
第六章 帰郷
- 南へ、南へ
- 保守化へむかって
- 『風と共に去りぬ』の残したもの
あとがき