日本映画縦断〈1〉傾向映画の時代 (1974年)

日本映画縦断〈1〉傾向映画の時代 (1974年)

序にかえて―はじめにアラカンありき
南部僑一郎氏との対話
1 郷愁の『ジゴマ』
2 プロキノ前後
3 続・プロキノ前後
古海卓二/遠い影像をめぐって
1 「父と子」のテーマ
2 美的浮浪者の群れ
3 "山宣"以後
4 トスキナアの歌
伊藤大輔メモワール
1 「映画」の誕生
2 監督以前
3 イドウダイスキの由来
4 キネマ無資本時代
5 片々たる映像
6 人を斬るのが侍ならば
7 草莽のヒロイズム
中間的総括
1 「傾向映画」以前
2 昭和余年考
聞書/アラカン一代
1 天狗売り出す
2 風の吹くまま
3 北京好日
4 明治天皇余話
〔あとがき〕にかえて
日本映画人物年表

日本映画縦断〈2〉異端の映像 (1975年)

日本映画縦断〈2〉異端の映像 (1975年)

第2巻の序にかえて
岡田東映社長に聞く
1 時代の黄昏
2 第四系統、ハラワント・キネマ
3 映画は予見の芸術である
東映京撮・映画づくりの現場から
1 マキノ残党の梁山泊
2 「失われざるもの」を求めて
墓が鼾する頃(呂九平・伊太郎の世界)
1 離合集散の舞台裏
2 悪魔派の誕生
3 無残なり、山上伊太郎
4 同時代人の悲劇
団徳麿/百怪、わが腸に入らん
1 怪優ダントクの誕生
2 "白塗り"への反逆
3 初代・丹下左膳
4 グロテスクなるものの回帰
5 マキノ・トーキーへ
6 戦争が私を殺した
7 美醜・その永却の争闘
君は、デートリッヒを見たか?
1 三〇年代のエレクトラ
2 マルレーネ・イン・サッポロ
3 さらば、窮民の女神よ
わが師、南部僑一郎の死
1 ボクは映画評判家である
2 ゴシップ屋・事始
3 その異端の系譜を……
山田和夫の"反論"をめぐって《番外》
1 いまひとつの弾圧を
2 愚者よ、顧みて他を言うなかれ
竹中英太郎小伝《番外》
《むすび》なぜ、異端の系譜なのか?
日本映画縦断〈3〉山上伊太郎の世界 (1976年)

日本映画縦断〈3〉山上伊太郎の世界 (1976年)

又・序章(三週目に入る前に)
マキノ雅弘メモワール
1 ハクション、カメラーッ!
2 自殺志願者・山上伊太郎
3 花の御室のあの落差し
4 自縄自縛の論理
山上伊太郎・藪の中
1 揺らんの日本映画
2 歩み去るその人よ
3 不況と失業の巷に…
4 涙痕干かず、人語らず
『浪人街』の青春
1 出方によっては血の雨が…
2 カフエー「天久」
3 映画はハングリー・アートである
4 時の流れのゆくてには
読者番外篇
中間的総括
1 無頼・市井の物語りを
2 映画は当てるものだ!
3 旅立ちを前にして
真説・山上伊太郎
1 フィリピンの月
2 乾しげという女
3 火柱を背負って
4 風景のむこうに
5 目に見えぬ糸
6 如是我聞
7 曠野の埋葬
山上伊太郎のシナリオ
1 ペン鬼、呆然たり
2 かのアカ赤牛が出てくると
3 これ即ち天上の淫楽よ!
4 生活の虜と情熱
5 結び
日本映画人物年表
聞書き キネマの青春

聞書き キネマの青春

INTERVIEW映画の青春

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