1954年度ナショナル・ボード・オブ・レビュー選出優秀映画

    • 10大優秀映画

・『波止場』(コロンビア エリア・カザン監督 マーロン・ブランド出演)(最優秀)
・『掠奪された七人の花嫁』(MGM スタンリー・ドーネン監督 ジェーン・パウエル、ハワード・キール出演)
・『喝采』(パラマウント ジョージ・シートン監督 ビング・クロスビーグレース・ケリーウィリアム・ホールデン出演)
・『スタア誕生』(ワーナー・ブラザース ジョージ・キューカー監督 ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイソン出演)
・『重役室』(MGM ロバート・ワイズ監督 ウィリアム・ホールデンジューン・アリソンバーバラ・スタンウィックフレドリック・マーチ出演)
・『滅びゆく大草原』(ディズニー=ブエナビスタ ドキュメンタリー ジェームズ・アルガー監督)
・『麗しのサブリナ』(パラマウント ビリー・ワイルダー監督 ハンフリー・ボガートオードリー・ヘプバーンウィリアム・ホールデン出演)
・『海底二万哩(マイル)』(ディズニー=ブエナ・ビスタ リチャード・フライシャー監督 カーク・ダグラス、ジェームズ・メイソン出演)
・『The Unconquered』(ドキュメンタリー ナンシー・ハミルトン監督 ヘレン・ケラー出演)
・『悪魔をやっつけろ』(ユナイテッド・アーティスツ ジョン・ヒューストン監督 ハンフリー・ボガートジェニファー・ジョーンズジーナ・ロロブリジーダ出演)

    • 10大優秀外国映画

・『ロミオとジュリエット』(イギリス、イタリア レナート・カステラーニ監督 ローレンス・ハーヴェイ、スーザン・シェントール出演)(最優秀)
・『The Heart of the Matter』(1953 イギリス ジョージ・モア・オフェロール監督 トレヴァー・ハワード、エリザベス・アラン、マリア・シェル出演)
・『地獄門』(1953 日本 衣笠貞之助監督 長谷川一夫京マチ子出演)
・『Journal d'un curé de campagne(田舎司祭の日記)』(1951 フランス ロベール・ブレッソン監督)
・『The Kidnappers』(1953 イギリス フィリップ・リーコック監督)
・『Genevieve』(1953 イギリス ヘンリー・コーネリアス監督 ダイナ・シェリダン、ジョン・グレッグソン、ケイ・ケンドール、ケネス・モア出演)
・『夜ごとの美女』(1952 フランス、イタリア ルネ・クレール監督 ジェラール・フィリップ、マルティーヌ・キャロル、ジーナ・ロロブリジーダ出演)
・『ぼくの伯父さんの休暇』(1953 フランス ジャック・タチ監督・出演)
・『Father Brown』(イギリス ロバート・ハマー監督 アレック・ギネスジョーン・グリーンウッド、ピーター・フィンチ出演)
・『パンと恋と夢』(1953 イタリア ルイジ・コメンチーニ監督 ヴィットリオ・デ・シーカジーナ・ロロブリジーダ出演)

    • 男優賞

ビング・クロスビー(『喝采』)

    • 女優賞

グレース・ケリー(『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』『喝采』)

    • 監督賞

レナート・カステラーニ(『ロミオとジュリエット』)